恋はみずいろ
ようやく秋らしくなりました。
日本では秋が一番青空の映える季節ではないでしょうか。
ということで、本日のショコラヂヲは
を取り上げました。
1968年に発売されたポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏でご存じの方が多いでしょうか。
歌ではその前年にギリシャ出身の女性歌手ヴィッキーが歌っております。
写真は、幼き日のピアニストが感動したクロディーヌ・ロンジェの「恋はみずいろ」収録アルバム。
この曲は、世界的なヒットを受けて、各国語の歌詞がついています。
もとのフランス語の歌詞では、青は晴れた空の色。
離れると灰色の雨が降るけれど「あなたといればいつも青空」という甘い恋の色。
英語では、青は憂鬱の色。「あなたを失ってからブルーな日々」の青。
青だけでなく、赤に灰色、緑、黒とカラフルに色が出てくるのも面白いところ。
日本語では、空と海の色。空と海(私とあなた)が一つになって水色。
「海」が登場し、単語は少なく、詩的です。
他にもドイツ語、イタリア語などありますが、それぞれお国柄が出るのが興味深いですね。
それだけ一世を風靡した大ヒットだったことがわかります。
美しい旋律をどうぞお楽しみください。